ゲイザースバーグ (Gaithersburg)
ゲイザースバーグにはニューアーバニズム運動の発祥の地であるニュータウン、ケントランドがある. この町はアンドレス・デュアニーとエリザベス・プランター=ザイベルクが設計した. 他にも主な計画コミュニティであるモンゴメリー・ビレッジなどがある.
アメリカ国立標準技術研究所 (NIST) が本部を構える. その他の市内における主な企業などは、Hughes Network Systems, IBM, ACE*COMM, ロッキード・マーティン, MedImmune, Sodexhoなどがある.
2005年7月に、CNN/Money and Money magazine誌はゲイザースバーグを『アメリカ住みやすい地区ベスト100』において17位に挙げた.
ゲイザースバーグの町は1725年にラルフ・クラブに発せられた土地特許「デイアパーク」にある今日のサミティ・ホール近くに、1765年にログタウンと呼ばれる小さな農業開拓地ができたのが始まりだった. この土地特許の北部はヘンリー・ブルックスが買収し、1780年代後期あるいは1790年代初期に自家「モンペリエ」を建てた. ブルックスの義理の息子ベンジャミン・ゲイザーがこの土地を相続し、1850年代までにその地域はログタウンという呼び方が無くなり、住人はゲイザースバーグと呼ぶようになった.
1873年、ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道が、エフレイム・フランシス・ボールドウィンの設計したゲイザースバーグ駅を建設した. これはボールドウィンが設計したメリーランド州の一連のビクトリア様式鉄道駅の一つだった. その後に急速な成長が起こり、1878年4月5日には市制が布かれた. 1899年、地球の北極軸に関する揺れを測定する計画の一部として、国際緯度観測所建設地6カ所の1つにゲイザースバーグが選ばれた. ゲイザースバーグ緯度観測所は市内唯一の国定歴史建造物になっている(2007年時点). 他の5つの観測所は日本、イタリア、ロシアおよびアメリカ合衆国(2ヶ所)にあり、そこで集められた情報は人工衛星から得られる情報と共に極運動を決定するために今日でも科学者が利用している. 情報は地球の大きさ、形および物理的性質であり、周回軌道衛星の正確な航行パターンを通じて宇宙開発にも役立てられている. 手動による観測はコンピュータによるものに置き換えられたので、ゲイザースバーグ緯度観測所の運営は1982年に終わった.
1996年にはワシントンメトロの地下鉄事故があった.
地図 - ゲイザースバーグ (Gaithersburg)
地図
国 - アメリカ合衆国
アメリカ合衆国の国旗 |
アメリカ合衆国(United States of America)の頭文字を取って「U.S.A.」もしくは「USA」、合衆国(United States)の頭文字を取って「U.S.」もしくは「US」、または単にアメリカ(America)とも称される.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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USD | アメリカ合衆国ドル (United States dollar) | $ | 2 |